東京で家具を買おう!
家具屋さんと言うと北欧テイストで人気のイケアが日本に進出して久しくなります。またその影響でニトリなどの日本企業も販路の拡大などに乗り出し、業界全体が近年まれにみる活性化を呈しているのが現在の状況と言えるのではないでしょうか。
そのニトリが2016年12月に東京新宿のタカシマヤタイムズスクエアに出店しました。
従来から郊外型の家具店として出店していた路線から外れる今回の進出は各方面から注目を集めています。
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一番の狙いは客層の拡大で、車を持たない若い女性などの取り込みが狙いで、会社帰りのOLなどが立ち寄りやすい駅近というロケーションが選ばれたのはその理由です。
そして何より注目に値するのが、あの大塚家具が近接する点です。
大塚家具はお家騒動でもありました通り、従来の高級路線を死守したい父親と、間口を広げた買い安さに路線を変更したい娘との確執で、結果娘が新社長となり新しい販売方法を展開しているところです。これはニトリとの対立構造を連想させるとも言えますが、買う側からの立場からしてみれば自由競争で有利に働くと言えるでしょう。
東京有楽町には無印良品の大型店舗も出店しています。シンプルで飽きの来ないテイストはニトリと共通していますので、買い物客は両店舗を比較して買うことができます。
つまり東京に複数の店舗が集中することは対立のみならず、共存しながら両者の客を共有することができることに最大のメリットがあるわけです。
東京は家具の町になったと言えるかもしれません。